
三田保育園の先生 栄養士・吉田さん、鋤柄先生、大久保先生、鈴木園長、永澤先生、菅先生、加藤先生(左から)
自然と人がつなぐ、温かな学びの場が広がります
当園は豊かな自然に囲まれた小さなコミュニティです。地域の方々にも見守られ、お散歩中に声をかけていただいたり、畑の作物を採らせていただいたりと、温かな関係性を築いています。こどもたちは人と自然との関わりの中で、行動力や創造力、思いやりの精神を培います。例えば、ランチルームの机の上にはいつも可憐な野花が生けられているのですが、これはこどもたちが園庭で摘んだもの。当番でも、保育士がお願いをしたわけでもなく、やりたいと思った子が自主的に彩りを添えてくれます。とはいえ、全員が好きなことを最初から見出せるわけではありません。一人ひとりをじっくり観察しながら、「これだったら興味が持てるかな?」と、第一歩が踏み出せる環境を整えてあげるのが私たちの役目です。保育園留学生のこどもたちにも、自らやりたいと思ったことをめいっぱい楽しんでほしいと願っています。(園長・鈴木さん)