島民とともに育む、穏やかで特別な島暮らし
大島へき地保育所
特別
大島は、福岡空港から車で約1時間に位置する「神湊港」からフェリーに乗り25分ほどの場所にあります。2017年には島内の「宗像大社中津宮」と「宗像大社沖津宮遙拝所」が世界文化遺産に登録されました。深い歴史と、豊かな自然の恩恵が味わえる地域で日常から離れた島暮らしを体験できます。
ふれあい
留学先は四方を海に囲まれた漁業が盛んなまち。また、無霜地帯のため柑橘類の栽培に適しており、一年を通してさまざまな食が楽しめます。島民全体が顔見知りというなか魚や果物のおすそ分けをし合ったり、石窯のある家に焼き芋をしに行ったりなど、家を行き来する仲で子育てをすることができます。
暮らし
宿から歩いてすぐに漁港やビーチ、公園にお出かけできたり、電動自転車やバスで気軽に牧場や風車展望所に行けたりと、車を使うことなくコンパクトに暮らしを楽しめるのが魅力。干潮時に海のなかから現れる砂の道や壮大な景色を眺めながらの乗馬体験など、非日常的でワクワクすることも満載です。
【園】
・入園式
・春季大祭
【園】
・夏祭り
【園】
・お楽しみ保育
【まち】
・祇園山笠
【まち】
・大島の七夕まつり
【園】
・ぽかぽかデー
・お月見会
【園】
・運動会
・秋季大祭
・秋の遠足
【まち】
・みあれ祭
【まち】
・西日本菊花大会
・宗像祭
【園】
・クリスマス会
【園】
・七草
【園】
・節分祭
・冬の遠足
【園】
・卒園式
散歩で育む異年齢のお友達とのつながり。
創作意欲を引きだす、散歩タイム。
身近な自然がたくさんある園庭。
2歳児もたくましく山をぐんぐん登る。
みんな大好き！忍者山の手作りブランコ。
ウミガメがやってくる海を守る清掃活動。
大きい子も小さい子も一緒にごはん。
野山を駆け、海で遊び、島中を散歩。
園のご近所さんに秋の味ムベをお届けに。
大きくそびえ立つ、ケヤキの木の保育園。
ここでは「遊ぶ力」を大切にしています。普段から遠足のように長い距離をお散歩したり、手つかずの自然とふれあったり、体を目一杯使うことでこころと知性を磨きます。また目的地到達よりもプロセスを重視し、道端で見つけた草花での創作や地面にお絵かきなど予想外の遊びから子どもの育ちを見つめています。
保育所に関わる人は年齢関係なくみんな対等に過ごしています。島の誰もが子ども中心のまちづくりに関心を寄せており、園庭には保護者や地域の人がつくった築山やロープの遊び場などがあります。地域の方々の思いが日々の保育で使用する多くのものにあらわれており、子どもが遊びを心から楽しめる環境です。
園は2歳から5歳までの異なる年齢で生活し、成長の基礎となる遊びを中心に過ごしています。子どもたちが遊びの中で出てくる葛藤（「やってみたいけど、やりたくない」「好きだけど、好きじゃない」）という心の揺れに、先生たちが柔軟に寄り添い、関わりながら生活しています。大好きな山遊びでは、どんどん登っていくお友だちの姿をみようみまねで後について行き、子ども同士で声を掛け合いながら進むたくましい光景も見られます。
大島へき地保育所 職員たちと子どもたち
島の歴史や自然、離島の不便さを楽しみに
すぐ近くに自然があり、海や山や土手の草むらで五感を使いたっぷりと遊べるところが魅力です。ムベ、アケビ、エビヅルなど四季の恵みを手摘みで味わえるのもここならでは。そして、たくさんの島の人が活動に関わってくれているところも自慢です。私たちは子どもを中心とした生活を軸としており、園のルールも子どもたち主導でつくっています。少人数だからこそできる「個を守る」保育環境が整っていると思いますので、ぜひ安心してお越しください。島の自然や歴史、離島ならではの不便さ、地域の人との深いつながり、どれもが他では味わえない魅力的なものだと思います。
福岡空港から大島への道中には、「宗像大社」や「道の駅むなかた」など観光名所が充実。フェリーで離島に行くという旅感もポイントです。さらに島内に世界遺産の沖ノ島を遙拝する「宗像大社沖津宮遙拝所」や七夕伝説発祥の地「宗像大社中津宮」が美しい海のそばにあり、歴史と自然が共存する魅力的な暮らしが満喫できます。
エンデメンデ
フェリー乗り場から徒歩7分の一棟貸しコテージ。1階はリビング＆ダイニング、調理器具を備えたキッチンに加えペット専用エリアを完備。2階は寝室（洋室と和室）となります。宿泊者専用のレンタサイクル、BBQセット、ビーチで使えるテントサウナなどレンタルサービスも充実！
大島村時代の村役場をリノベーションした複合スペース。多用途に利用できるレンタルスペースとコワーキングスペース、本とアートのセレクトショップ、プラモデルメーカー「タミヤ」の専門店「OMISEYA-SUN」からなります。宿から近くコインランドリーもあり便利。
宿の近くで鍼灸整骨院も運営する「エンデメンデ」。スタッフ兼鍼灸師の本田さん
これまでに気づかなかった何かを感じられる場所
「エンデメンデ」一見おしゃれな響きなのですが、実は大島の方言で「どうやらこうやら」という意味(笑)。私自身移住者で、島民歴は今年で13年目になります。大都会に生まれコンプライアンスでガチガチの堅苦しい時代に息苦しさを覚えていた私は、ひょんな御縁でこの島と出会いました。なんでも自由の島という訳ではなく、離島だからこその不便さ、そのなかで生きぬいてゆく人の逞しさ、何よりいにしえより守る島の行事や「宗像大社中津宮」を中心とする神事に魅了されています。漫画の世界みたいなチャーミングな島民と一緒に何も変わらぬ日々を過ごしていてもなお、年々島のファンになっています。こちらでの貴重な時間をぜひ一度体験してみてほしいです。
福岡空港から地下鉄空港線に乗車し、博多駅でJR鹿児島本線に乗り換え、東郷駅で下車。東郷駅から西鉄バスに乗車し、神湊港に向かいます。
神湊港からフェリー「おおしま」に乗り、大島港で下船し、
大島港から徒歩またはタクシーで宿まで向かいます。
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