学び
市の中心部から少し離れ、山側に位置する総領地区には、まさに古き良き“里山の風景”が人々の手によって今も大切に受け継がれています。「森の宝石」と呼ばれる渡り鳥・ブッポウソウや、節分草などの希少な山野草が自生することでも知られ、豊かな自然環境はこどもたちにとっても身近です。園庭のすぐそばには清らかな田総川が流れ、夏はホタルも飛び交います。四季折々の豊かな体験が、身近な暮らしのなかにあります。
ふれあい
「ねえねえ、これみて!」きらきらと瞳を輝かせるこどもたちの手には、収穫したばかりのみずみずしい野菜や、夢中になってつくった工作。園庭の畑では、トマトやピーマンをはじめ、園児や保育士が「これも育ててみよう」と好奇心をふくらませて植えた野菜が、すくすくと育っています。こどもたちは、自分たちの“たのしい”や“おいしい”を、自分たちの手でつくるたくましさを自然と身につけていきます。
暮らし
総領地区では、まちの規模が小さいからこそできる地域ぐるみの子育ての仕組みを、住民自らが連携して実践しています。地域づくりの拠点を担う「自治振興センター」では、田んぼでの米づくりや農業体験の企画や、放課後子ども教室などのこどもの居場所づくりに取り組んでいます。地域住民は、お茶教室や絵本の読み聞かせの“先生”として保育所を訪問するなど、こどもたちは、“総領っ子”として地域に見守られながら、安心してすこやかに成長できる環境の中で生活しています。
留学施設情報
お天気に恵まれた日は、こどもたちの遊び場が園の外にも広がります。園舎の目の前に広がる芝生は、思いっきり走り回れる絶好の広場。「虫さんを探しに行こう」「あのお花を見に行こう」と、園外にも日常的におさんぽに出かけます。自由な時間はのびのびと過ごし、運動あそび・リズムジャンプなど園舎内でのプログラムも充実。先生の話を聞く・歌を歌う・話し合うなどみんなで揃って何かに取り組むときには集中して取り組める、気持ちの切り替え方も自然と身に付いていきます。
経験豊富なベテランの保育士が揃っているのも、地域に密着した園ならではの魅力です。園の生活でのちょっとした変化や、家庭での様子などの背景にも細やかに目を配り、一人ひとりにケアが行き届く保育が実践されています。小さなことでも、気になったことがすぐに共有・相談できる存在が身近にいることは、こどもにとっても親にとっても安心できる環境です。
年上の子が年下の子に遊び方を教えたり、異なる年齢同士で交わりながら過ごす時間が多いのも少人数の保育所ならでは。さらに、町内の小中学校とも連携し、園児が小学生の田植えを見学したり、小学1年生が来所しイベントを一緒に楽しむ時間も。中学生は労働体験やふれあい体験などの授業の一環で円を訪ねてくれることも。こどもたちは日常の中で、年上のおにいさん・おねえさんに憧れをもち、すくすくと成長していきます。
経験豊富なベテランが揃う保育士さんたち(インタビューに答えてくださった前田直美先生は左から3番目)
小規模な園だからこそ、こどもも大人も一人ひとりに目が届く
総領保育所は、山々の緑に囲まれた自然豊かな環境にある、小規模な保育園です。園児数が少ないからこそ、一人ひとりと向き合う時間がじっくりと取れることがこどもたちにとっても、保育士にとっても豊かな環境だと思います。園外保育の機会も多く、こどもたちは日常的に豊かな自然の中で、さまざまな人との交流も体験しています。保育園の隣にある自治振興センターには図書館もあり、福祉センターなどの行政施設もぎゅっと集まっているので、小さいまちとはいえ保育所の周りは生活に便利な機能が揃っていることも暮らしの魅力。ぜひ、雄大な自然の豊かさを親子で感じながら、総領での暮らしを楽しんでみてください。
雄大な自然に囲まれて、四季折々の里山暮らし
庄原市は面積の約8割が森林に囲まれる、里山の風景が広がる地域です。トレッキングや登山を楽しめる山や、川を流れる美しい水、満点の星空など、雄大な自然を身近に感じながら暮らせる環境が魅力です。寒暖差があるため、高原野菜や米などの農業や比婆牛などの畜産も盛んで、食に恵まれた土地でもあります。豊かな自然の恩恵を感じながら、里山ならではの歴史や文化の中で暮らしを営むことができます。
宿泊先
せとうち古民家ステイズHiroshima不老仙
OMOYA総領
庄原市での過ごし方
新鮮な野菜や加工品、地酒などの特産品も揃う直売所。併設のレストランでは新鮮な野菜や山菜、川魚など地元の食材にこだわり、庄原が誇るブランド牛・比婆牛を使ったメニューも味わえます。
露天風呂やジャグジー、サウナなどバラエティ豊かな浴槽が人気の温泉です。単純温泉の優しいお湯なので、乳児の方にも使っていただけるようにベビーバスも備えています。
四季折々の花や自然、冬には中国地方を代表するイルミネーションを楽しめます。広大な敷地内には、屋外遊具や季節ごとにさまざまな体験が用意され、親子で楽しめるスポットです。
メニュー数は100種類以上。中でも「牛乳味噌ホルモンちゃんぽん」は、牛乳屋さんとして始まった歴史から生まれた看板メニュー。地元住民にも愛されるローカルレストランです。
総領町は、節分草〈セツブンソウ〉の日本有数の自生地。例年、2月中旬~3月中旬頃に一般公開が行われ、ボランティアガイドによる案内が受けられます。
全長約18〜20km、中国地方を代表する景勝地の一つで「日本百景」にも数えられている峡谷。石灰岩でできた巨大な天然橋「雄橋」のダイナミックさに圧倒されます。
アクセス
広島空港から車で1時間