留学に行くまでの期間は、不安な気持ちがたくさんありました。あの家で無事に過ごせるだろうか?子供たちは保育園を気に入るだろうか?不安な気持ちと、楽しみな気持ちで天草まで向かいました。
住まわせてもらったかねやき倶楽部は、住むのに十分、いろいろなものが揃っており、とても助かりました。快適に子供たちと一緒に過ごすことができました。
天草は、とても住みやすく、毎日海を見られることがとても幸せでした。今でも海が見たいなぁと思う毎日です。本渡まで出れば買い物にも不便しません。おいしいものもたくさん食べることができて、住みやすく、天草のことが大好きになりました。帰る田舎がない私にとって、第二の故郷ができたような、そんな気持ちになっています。
自分自身が経験したことのないことを、息子たちがしました。はじめての土地に住んで、保育園に通って、お友達と遊ぶ そんな経験をした息子はどこか自信がついたように見受けられます。我々夫婦の子育ての考え方も変わるきっかけになりました。
おもちゃがなくても、録画テレビがなくても、子供は目を輝かせて外でたくさん遊びました。こんなにも夢中になって遊ぶことができるのだと感激しました。一方で子供がのびのび育っていくには、自然溢れる環境の方がいいのかな、それは叶えてあげられないなぁとわずかにショックを受けた部分も少なからずありました。子どもたちの心満たされた笑顔を沢山見ることができたこと、限られた期間でも息子たちに愛情をたくさん注いでくださる先生方との出会いがあったこと。それを日常のように過ごすことができて、「こんなにも心突き動かされる経験が人生にあるのだなあ」と私自身は、胸がいっぱいで、この保育園留学に感謝の思いでいっぱいです。
保育園留学で感じた感覚を胸に、今住んでいる土地で、子供がのびのびと過ごすことが出来るように夫婦で考えながら、子育てを楽しみたい思いです。
保育士先生へのメッセージ
倉岳保育園では、先生方がとても温かく迎えてくださり、安心して預けることができました。毎日子供たちの様子を連絡帳で伝えてくださいました。迎えに行った際にも、担任の先生、園長先生がその日の様子を教えてくださり、話をできる時間がありました。園バスに乗って登園することも、子供たちにとってはとても楽しい時間になっていたようです。園バスは息子2人だけを乗せてくれたので貸切状態です。バスの中で先生方がたくさん我が子の話を聞いてくださいました。大人と話をすることが大好きな息子たちは、バスの中でずっと喋り続けていたようです。日常とは違う環境で色々な体験をして過ごしていたので、そんなあれやこれやを、バスの中で聞いてもらえる時間が息子たちに会ったことが、私としてはとてもありがたい気持ちでした。