「家族が行けそうにない場所にしよう」と訪問先を”東京から一番遠い場所”である島根県江津市にてお世話になった留学。振り返ると、”人の温かさ”と”情報を遮断した中での非日常”を経験できたことで、家族内のコミュニケーションはもちろん、日々触れ合う人々との会話を楽しむことができた時間となりました。
そんな中で、保育園留学に慣れている先生や園児の人柄もあり、少し緊張していた私たち家族を初日から快く受け入れてくれ、1日目に宿へ帰宅する車内では怒涛の一日の出来事報告ラッシュ。お陰様で、わたぼうしにおける5日間の体験はまさに留学でしか味わえないものでした。一例で上げると以下です。
・雨・霰が降っても散歩へ
・食事とお昼寝以外はほとんど外での活動
・森の中を探索し、自然や地域の人と触れ合う
・採取したものを食べる（お昼ご飯やおやつの時間に頂いたり、持ち帰って食べたり）
・年長さんは火をつけて焚火、最終日にはピザ窯でピザづくり
上記活動を通し日々先生から報告いただく内容で、子どもたちの積極性・周囲への気遣い・ひらめきからの行動・新しい環境への対応力など、改めて「良さ」を再確認することができました。街の雰囲気も良く、自然豊かで年配の皆様も若い皆様も少し人見知りなところはあるかもしれませんが、話してみると温かい方ばかり。帰りの飛行機では家族皆で別れを惜しみ、同時に”また行きたいね”とファンになりました。知らない土地に家族で行き、その環境に支えられ、改めて家族の大切さを感じることができた、かけがえのない経験となりました。

しっかり遊ぶ！もりもり食べる！そして、良く寝る！の5日間でした。
いつもは小規模の園庭も無い保育園に通っていて、外で過ごす時間も殆どない子どもたちにとって、わたぼうし保育園ではその真逆の生活。そして、全く体験したことの無い雪遊びもたくさんできました。雪ってこんなに手が冷たくなるんだって実際に感じてみて、とても新鮮な発見だったようです。貴重な原始体験ができたのではと思います。
留学中は保育園から宿へ帰るやいなや、外遊びで冷えた体を何とかしたいとすぐにお風呂のリクエスト。お風呂が終われば、お腹すいたー！とすぐにごはん。もりもりごはんを食べて、7時頃からお布団に入る子どもたちでした。眠りにつくまでは、備え付けてあった絵本を一緒に読みました。
宿には薪ストーブがあり、これは家族全員初体験で、子どもが思わず扉を触って熱さにびっくりで涙もありましたが、ぽかぽか優しい温かさを感じることができました。
4人の子どもたちとワンオペの滞在で、慌ただしい時間もありましたが、しっかりと向き合い、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
子どもたちは見違えるほどにたくましくなり、1週間ぶりに会ったお父さんはびっくりだったようです。
いつもの日常に戻ってから、また行きたいねって子どもたちも話してくれており、またみんなで保育園留学したいと思っています！

来てよかったです！またここの地域、保育園を選んでよかったです！
絶対また来たいと思います！