私たちは静岡県の東伊豆町にあるひがしいず幼稚園に保育園留学しました。
きっかけは、Instagramで見かけた保育園留学の広告でした。初めて広告を目にした時、...
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私たちは静岡県の東伊豆町にあるひがしいず幼稚園に保育園留学しました。
きっかけは、Instagramで見かけた保育園留学の広告でした。初めて広告を目にした時、「楽しそう!ぜひ参加したい!」と思いました。旅行と違い、地域の中で暮らし、人と関わりながら過ごせることに魅力を感じたからです。子ども達にとってもいつもと違う環境で過ごすことは良い刺激になると思いました。
けれど、発達がゆっくりでマイペースな長男のことを思うと不安が拭えず、しばらくはHPを眺めるだけでした。
そんなある日、ふと「このままだと挑戦しないまま卒園してしまうのでは?今しかできない経験をさせてあげたい」という思いが込み上げてきました。思い切って「新しい幼稚園に行ってみる?」と本人に聞いてみると「行きたい!」と一言。その言葉が背中を押してくれ参加を決めました。
留学先を検討しているタイミングで、ひがしいず幼稚園が「新しい留学先」として紹介されました。伊豆は以前遊びに行った際、美しい景色に心を奪われ、「いつかここにゆっくり滞在してみたい」と思っていた場所でした。不思議なご縁を感じ留学先に決めました。
登園初日、先生やお友だちが笑顔で迎えてくださり、長男は迷うことなく園の中へ入っていきました。そして振り返り「ママ、バイバイ」。そのあっさりした姿に、私の方が拍子抜けするほどでした。お迎えに行くと、園長先生と一緒に砂場で大きなお山を作り、笑顔で遊んでいる姿がありました。先生やお友達の優しくあたたかい雰囲気のおかげで、最初から緊張することなく楽しく過ごすことができたのだと思います。
保育園留学の日程が年始だったため、園ではお正月ならではのカルタや凧揚げなどの遊びを楽しんでいました。お迎えに行くと「お迎えに来るのが早いよ!まだ遊びたいよ」と言うほど毎日楽しかったようです。
帰り際には先生がその日の様子を丁寧に伝えてくださり、親として大きな安心につながりました。
送迎は東伊豆町役場が貸して下さった留学レンタカーや園バスを利用しました。生まれて初めての園バスはとても楽しかったようで朝が苦手な長男が「バスに乗るよ!」と自ら早起きしてくれるようなりました。
降園後や週末は家族で様々な場所へ出掛けました。東伊豆町役場からお借りした年間パスで行ったアニマル・キングダムでは初めて見るホワイトタイガーに大興奮。触れあい広場ではインコを体に止めようと一生懸命頑張っていました。
また恐竜好きの長男には伊豆は"恐竜天国"でした。アニマル・キングダムの恐竜の森や、伊豆ぐらんぱる公園のダイナソーレストランでは目を輝かせて「写真撮ってー!」とはしゃいでいました。週末には下田の方にも足をのばし、家族でたくさん思い出を作ることができました。
長男が幼稚園に通っている間は次男とゆっくり観光を楽しむ時間も持てました。兄弟それぞれと丁寧に向き合えたことも、今回の大きな収穫でした。
最終日、「今日で最後だよ」と伝えると、今までお別れを寂しがることのなかった長男が、小さな声で「さみしいなぁ」とつぶやきました。
その日は幼稚園からなかなか帰ろうとせず、教室を案内してくれたり、園で飼っているうさぎを見に行ったり、「まだここにいたい」と名残惜しそうにしていました。短い滞在でも、ここが大切な場所になっていたのだと思いました。
帰宅後も「ひがしいず幼稚園のみんなに会いたいな」「先生が優しくて大好き」とよく思い出しています。「ひがしいず幼稚園のみんなが応援してくれてるって言ってたから頑張る」など前向きな言葉も増えました。新しい環境の中で一歩踏み出した経験が、確実に自信につながっているのだと感じています。
保育士先生へのメッセージ
短い間でしたが、息子を温かく迎え入れ、丁寧に関わってくださり、心より感謝申し上げます。
発達がゆっくりでマイペースな息子のため、親として不安もありましたが、先生方の温かいサポートのおかげで、楽しい園生活を送ることができました。
制作の時間が過ぎていたにもかかわらず、「自分も作りたい」と言って取り組んだ干支の馬の製作。息子の気持ちを否定することなく寄り添い、受け止めてくださり、本当にありがとうございました。
また、初めて園バスに乗る日には、乗車場所まで様子を見に来て声をかけてくださったことも、とても心強く感じました。
園の行事について「やりたくない」と参加しないこともあったと伺いましたが、無理に押し付けることなく見守ってくださったことにも感謝しています。
毎日、園での出来事を丁寧に伝えてくださったことも、私たちにとって大きな安心につながりました。
その一つ一つから、子ども一人一人の気持ちやペースを大切にされている保育の姿勢が伝わってきました。
最終日に息子がこぼした「さみしいなぁ」という言葉は、どれだけ安心して心を開いて過ごしていたのかを感じさせるものでした。短い滞在の中でも、息子にとって「また行きたい場所」をつくっていただけたことを大変うれしく思っています。
初めての保育園留学が、ひがしいず幼稚園で本当によかったです。息子にとっても、私たち家族にとっても、大切で温かい思い出となりました。
今回の留学を通して、息子が自分の気持ちを伝えたり、新しい環境に挑戦する姿を見せてくれたことは、私たち家族にとっても大きな喜びであり、成長を感じる出来事でした。
この経験が、息子の自信や心の強さにつながっていくことを、心からうれしく思っています。
東伊豆町の皆さんへのメッセージ
滞在中は「so-an 錆御納戸」さんにお世話になりました。
事前のメールでのやりとりから、チェックイン当日の駅へのお迎え、町の案内まで、細やかな心配りを本当にありがとうございました。土地勘のない私たちにとって、その安心感はとても大きなものでした。
宿では、こたつを囲んで家族でゆっくり過ごす時間が何より贅沢でした。子どもたちが眠った後、大きなテーブルでコーヒーを飲みながら一日を振り返る時間も、忘れられない思い出です。
町のお店の方々もあたたかく、つるし雛のお店ではつるし雛の由来や意味を丁寧に教えてくださったり、体調を崩した際には薬局の方が親身に対応してくださったりと、どこへ行っても人の優しさに触れることができました。
滞在中の食事はほとんど外食でしたが、金目鯛の煮付けや海鮮丼など、伊豆ならではの海の幸を存分に味わいました。宿から歩いて行ける場所にあるレストラン「ヤシ」さんは昔ながらの雰囲気が素敵で、揚げ物や稲取名物の肉チャーハン、パフェなど全て美味しかったです。稲取港の朝市でいただいた金目鯛の釜飯も忘れられない味です。
また、東伊豆町役場の皆さまには、留学レンタカーやアニマル・キングダムの年間パスを貸与していただき、大変ありがたかったです。特に留学レンタカーでは、次男用のチャイルドシートを役場の方がご自身の私物を貸してくださるなど、温かいご配慮にとても助けられました。初めての滞在に不安もありましたが、こうした温かいサポートのおかげで安心して過ごすことができました。
海と空が広がる景色、国道から見える伊豆大島の姿、そして何より人の温もり。東伊豆は、私たち家族にとって“また帰りたい場所”になりました。
次は海遊びができる夏に、ぜひもう一度訪れたいと思っています。
心から、ありがとうございました。
- 人数
- 4人(おとな2人、こども2人)
- 年齢
- 5歳3か月
- 期間
- 1週間(2026/1/4から)
- 場所
- 静岡県東伊豆町 ひがしいず幼稚園
- 宿泊
- so-an 錆御納戸