普段は東京で共働きをしながら、2人の子どもを育てています。たまたまこの夏、家族で休みを合わせることができ、「どこかに旅行に行きたいね」と話していたのですが、下の...
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普段は東京で共働きをしながら、2人の子どもを育てています。たまたまこの夏、家族で休みを合わせることができ、「どこかに旅行に行きたいね」と話していたのですが、下の子がまだ0歳ということもあり、移動の負担などを考えると踏み切れずにいました。そんな中でふと思い出したのが、以前Web記事で見かけた「保育園留学」。他の方々の体験談を読み進めるうちに、「これなら親もリラックスできて、子どもの世界も広がるかもしれない」と思い、我が家にもぴったりの選択だと感じました。
留学先はどこも魅力的でしたが、特に心惹かれたのが佐渡島にある羽茂こども園です。島の中心部からバスで1時間ほど離れた佐渡の最南部にあり、落ち着いた雰囲気の地域でした。豊かな自然に加えて、伝統的な街並みや、国際的に活動する太鼓集団「鼓童」の拠点もあり、文化的な魅力も兼ね備えた町です。また、本州のフェリー港からもアクセスが良く、「ここで夏を過ごしてみたい」と自然と思うようになりました。
保育士先生へのメッセージ
子どもは少し人見知りな性格のため、新しい環境に馴染めるか少し不安がありました。ですが、先生方が丁寧にフォローしてくださったおかげで、2日目には「お友だちと遊んだよ」と楽しそうに話してくれるようになり、安心して預けることができました。
園では子どもたちの自主性を尊重し、先生方がその決定や話し合いをさりげなくサポートしている姿がとても印象的でした。滞在中は、アプリを通じて園での写真や様子を届けていただき、毎日楽しみに拝見していました。広い園庭でお友だちと元気に走り回る姿や、これまで苦手だった虫をたくさん集めている姿を見て、子どもの適応力や成長に驚かされるばかりでした。滞在の最終日には、ちょうど運動会が開催されており、ゲストとして参加させていただく機会にも恵まれました。とても貴重で楽しい思い出となり、心から感謝しています。
また、私たちは夫婦ともに車の運転ができなかったため、宿から園までは路線バスでの通園を予定していましたが、本数が少なく不便に感じていたところ、園バスのルートを宿近くまで調整していただき、大変助かりました。
佐渡市の皆さんへのメッセージ
滞在したのは、老舗旅館をリノベーションしたゲストハウスでした。建物は趣のある佇まいでしたが、中は清潔感があり、調理器具やWi-Fi、洗濯乾燥機などの設備も整っていて、1週間の生活に不便はありませんでした。オーナーのご厚意で、0歳の息子用のお風呂グッズやおむつペールまでご用意いただき、本当に助かりました。私はラウンジで読書やPC作業をしながら過ごすことが多く、子どもたちは大広間でおもちゃや卓球を楽しんでいました。
初日には、オーナーのお子さんが一緒に遊んでくれたことで、子どももすぐにリラックスできたようです。短い滞在期間ではありましたが、地域のおすすめスポットを教えていただいたり、ご近所の方とお茶をしたりと、ゲストハウスならではの温かな交流を楽しむことができました。
日常の買い物は、スーパーやカフェ、銭湯などが徒歩圏内にあり、基本的には不自由ありませんでした。ただ、ベビー用品などを調達する場合は、バスで10分ほどかけて大きめのスーパーやドラッグストアへ行く必要がありました。滞在した小木町にはコンビニや大型店はほとんどなく、地域に根ざした個人商店が中心です。子どもを連れて買い物に出かけると、お店の方から声をかけていただくことも多く、短期間でも顔なじみのお店ができるほどでした。夜8時を過ぎると町全体が静かになり、窓を開けて虫の声を聞きながら眠る夜は、東京ではなかなか味わえない、心が穏やかになる時間でした。
- 人数
- 4人(おとな2人、こども2人)
- 年齢
- 4歳10か月
- 期間
- 1週間(2025/6/22から)
- 場所
- 新潟県佐渡市 羽茂こども園
- 宿泊
- ゲストハウス華屋